「城」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「城」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「しろ」
ア:「都市の周りを囲んでいる壁。最初の頃は、土で作り、のちに
レンガで作られるようになった。内側のを城、外側のを郭という」
(例:城壁)
イ:「城壁をめぐらした町」
ウ:「土石を積み重ねた壁を連ねた外敵の攻撃を防ぐ為の建造物」
「本城の外の重要な地点に築く小さな城」(例:万里の長城、金城湯池)
②「きずく(城を建築する)」
日本のみで用いられる意味
③「しろ、き(敵を防ぐ為に築いた軍事的構造物。石垣(いしがき)、
濠(ほり)などを持ち、敵が侵入しにくいような構造となっている。)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(土+成)。金文では、土の部分が「望楼(遠くを見渡す
だけに作られた背の高い建物)」の象形でした。のちに、「土地の神を祭る為に
柱状に固めた土」の象形(「土」の意味)と「斧のような刃のついた矛の象形
と釘の頭からみた象形」(「まさかりで敵を平定する・安定させる」の意味)
から、土を盛り上げ、人を入れて安定させる事を意味し、そこから、
「しろ」、「きずく」を意味する「城」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジョウ」
常用漢字表外:「セイ」
訓読み:「しろ」
常用漢字表外:「き」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「くに」、「さね」、「しげ」、「なり」、「むら」
画数
「9画」
部首
「土(つち、つちへん(土偏))」
「土」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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