「窒」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「窒」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ふさぐ」
ア:「すき間や穴をなくす」
イ:「耳・目・口などを手で押さえて覆う」
ウ:「目・口を閉じる」
エ:「行く手に物を置くなどして通行や流れをさまたげる」
オ:「場所を占めて、他に余地(余裕)を与えない」
②「ふさがる」
ア:「すき間や穴がなくなる」(例:窒息)
イ:「物が邪魔をして通れなくなる」
ウ:「開いていたものが閉じた状態になる」
エ:「他のものに占められていて、使うことができない」、
「いっぱいで空きがない」
③「止まる」、「立ち止まる」
④「元素(物質の最小単位)の名前」(例:窒素)
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成り立ち |
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形声文字です(穴+至)。「穴居生活の住居」の象形(「穴」の意味)と
「矢が地面に突きささった」象形(「いたる」の意味だが、ここでは、
「填」に通じ(「填」と同じ意味を持つようになって)、「いっぱいつめこむ」
の意味)から、「穴の中に物がいっぱいつまる」を意味する「窒」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「チツ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「ふさ(がる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「11画」
部首
「穴(あな、あなかんむり(穴冠))」
「穴」を含む漢字一覧
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