「愚」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「愚」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「おろか」
ア:「頭・心の働きが鈍いさま」、「考えが足りないさま」(例:愚見)
イ:「ばかげているさま」
ウ:「未熟なさま」
②「おろかな心」、「おろかな人」
③「ばか正直(正直すぎて、融通がきかない事・その場その場で適切な
対応できない事)」(例:愚直)
④「あなどる(人を軽くみてばかにする、軽蔑する、見下す)」
⑤「自己に関する事の頭につけて、謙称(相手を敬って自分を
控えめにする)を表す」(例:愚妻)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(禺+心)。「大きな頭と尾を持ったサル、おながざる
又は、なまけもの」の象形(「動きがにぶい」の意味)と「心臓」の象形から、
「心の働きが鈍い」、「おろか」を意味する「愚」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「グ」
訓読み:「おろ(か)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「13画」
部首
「心(こころ)」
「心」を含む漢字一覧
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