「遇」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「遇」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あう」
ア:「思いがけずであう(予想していなかった事がおこる)」(例:遭遇)
イ:「気が合う」、「考えが合致する」
ウ:「ある時期に巡り合う」
エ:「立ち向かう」、「敵対する」、「戦う」
オ:「夫婦になる」
カ:「対する」、「向かう」
②「もてなす」
ア:「人を取り扱う」(例:処遇)
イ:「心をこめて客の世話をする」(例:待遇)
③「たまたま、たまに(まれである事、めったにない事)」(同意語:偶)
⑦「思いがけなく(予想していなかった事が起きたさま)」(同意語:偶)
⑧「おり(時・場所・状況を表わす)」、「機会」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(辶(辵)+禺)。「十字路の象形と立ち止まる足の象形」
(「行く」の意味)と「大きな頭と尾を持ったサル、おながざる又は、なまけもの」
の象形(「意志も目的もなく、なんとなくする」の意味)から、「思いがけなく
出会う」を意味する「遇」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「グウ」
常用漢字表外:「グ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あ(う)」、「たまたま」、「もてな(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あい」、「あう」、「はる」
画数
「12画」
部首
「辵・辶・⻌(しんにょう(之繞)、しんにゅう(之繞))」
「辵(辶・⻌)」を含む漢字一覧
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