「郊」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「郊」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「みやこはずれ」、「都の郊外」、「町はずれ」
※周代では、都城から五里(約20キロメートル)以内を
近郊、百里以内を遠郊とした。
②「国境」、「果ての地」
③「野原」、「田畑」
④「田舎」
⑤「天地を祭る祭りの名前。天子(国を治める人)が冬至には、
南郊で天を夏至には、北郊で地を祭った」
⑥「地方官」
⑦「春秋時代の晋(しん)の地。今の山西省永済県の境」
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成り立ち |
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形声文字です(交+阝(邑))。「人がすねを組む」象形(「まじわる」の意味
だが、ここでは、「火+交(こう)という漢字」に通じ(同じ読みを持つ「火+交
という漢字」と同じ意味を持つようになって)、「組んだ木に火をつけて天に
祭る火祭り」の意味)と「特定の場所を示す文字と座りくつろぐ人の象形」
(「村」の意味)から、「都のはずれで火祭りを行う場所」、「都はずれ(郊外)」、
「田舎」を意味する「郊」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コウ」
常用漢字表外:「キョウ」
訓読み:なし
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おか」、「さと」、「ひろ」
画数
「9画」
部首
「阝(おおざと(大里))」
「阝」を含む漢字一覧
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