「繕」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「繕」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つくろう」
ア:「直す」、「修理する」(例:修繕)
イ:「乱れた身なりなどを整える。整え装う。」(例:髪を繕う)
ウ:「外・はたから見た感じがいいようにする」、「外見を良くする」
エ:「見つかると都合がよくない事を隠して、その場をうまく
乗り切る・やり過ごす」(例:その場を繕ってやり過ごす)
オ:「病気の手当てをする」
②「治める(正しくする、安定させる、治す)」
③「修める(学ぶ、身につける)」
④「備える」
⑤「強い」、「強くする」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(糸+善)。「より糸」の象形と「ひつじの首の象形と、
取っ手のある刃物の象形と口の象形」(原告と被告の発言により、両者が
良い結論を求めるさまから「よい」の意味)から、「糸で補いよくする」、
「つくろう(なおす・修理する)」を意味する「繕」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ゼン」
常用漢字表外:「セン」
訓読み:「つくろ(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「もち」、「よし」、「より」
画数
「18画」
部首
「糸(いと、いとへん(糸偏))」
「糸」を含む漢字一覧
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