「畔」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「畔」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「さかい」
ア:「耕作地の境(境界)」、「あぜ(水田と水田との間に土を盛り上げて
つくった小さな堤(土手))」、「くろ(土を盛り上げた田畑の境)」
(例:畔路)
イ:「さかい(境界)」
②「岸」
③「ほとり」
ア:「その付近」、「近辺」、「そば」(例:湖畔)
イ:「海や川・池などの水ぎわ」
ウ:「はし」、「はずれ」
エ:「側近の者」
オ:「血のつながり・結婚によりつながりのある者、親族」
④「そむく(さからう、反対する、反抗する)」(例:畔逆)
⑤「離れる」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(田+半)。「区画された耕地」の象形と「2つに
分れているものの象形と角のある牛の象形(「牛のような大きな物を
2つに分ける」の意味)から、「あぜ(水田と水田との間に土を盛り上げて
つくった小さな堤(土手))」、「さかい(境)」を意味する「畔」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「ハン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あぜ」、「くろ」、「そむ(く)」、「ほとり」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「べ」
画数
「10画」
部首
「田(た、たへん(田偏))」
「田」を含む漢字一覧
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