「朔」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「朔」は常用漢字表外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ついたち(陰暦(太陰暦)で月の第一日)」(例:月朔)
※陰暦(太陰暦)とは、月の満ち欠けの周期を基にした暦法です。
※暦法とは、時間の流れを年・月・週・日といった単位に当てはめてる
方法の事を言います。
②「昔、中国で、天子(国を治める人)が年末に諸侯に与えた翌年の
暦(カレンダー)」(例:正朔)
③「昔、中国で、天子(国を治める人)が年末に諸侯に与えた翌年の
政令(政治上の命令)」
④「月が太陽と同じ方角にある時(新月)」
⑤「はじめ」
⑥「北」、「北方」(十二支の第一番の子(ね)が北に配された事から、
朔(はじめ)を「北」とした。)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(屰+月)。「人をさかさまにした」象形(「さからう、
もとへ戻る」の意味)と「欠けた月」の象形から、欠けた月がまた、もとへ
逆戻りする「ついたち」を意味する「朔」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「サク」
訓読み:「ついたち」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「きた」、「はじめ」、「もと」
画数
「10画」
部首
「月(つき、つきへん(月偏)、にくづき(肉月))」
「月」を含む漢字一覧
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