「缶」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「缶」は中学生で習います。「缶」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説 |
意味 |
①「ほとぎ」
ア:「昔、水・酒などを入れた土をねり固め焼いて作った器。胴が太く口が
小さい。また、この器をたたいて歌のリズムをとった」
イ:「浴室で、生まれたばかりの赤ちゃんを洗うのに用いた器」
②「昔の容積の単位。四斛(77.6リットル。一斛は19.4リットル)」
③「昔の容積の単位。十六斗(288リットル。一斗は18リットル)」
④「金属製の容器」(例:缶ビール)
⑤「湯沸かし器(ボイラー)」(例:薬缶)
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成り立ち |
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象形文字です。「酒などの飲み物を入れる腹部のふくらんだ、ふたつき
土器」の象形から、「ほとぎ(腹が大きくふくらみ、口のつぼんだ素焼き)」
を意味する「缶」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カン」
常用漢字表外:「フ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「かま」、「ほとぎ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「べ」
画数
「6画」
部首
「缶(かん、ふ、ほとぎ、ほとぎへん(缶偏))」
「缶」を含む漢字一覧
部首解説:
「缶」をもとにして、「壺(つぼ)」に関係する漢字ができている。
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