「但」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「但」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ただ」
ア:「限定の意味を表す。それだけ。」
イ:「そのことだけが行われるさま。ひたすら。」
ウ:「内容がない」、「無駄」
エ:「数量・程度などがごく少ないさま。わずかに。たった。」
オ:「条件をつけたりその一部を保留したりするときに用いる。しかし。」
日本のみで用いられる意味
②「ただし」
ア:「前述の事柄に対して、その条件や例外などを示す。しかし。」
イ:「前述の事柄に対する推量や疑問を導く。ひょっとすると。
もしかしたら。あるいは。」
ウ:「前述の事柄に対して、別の事柄を並立させる。それとも。もしくは。」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(人+旦)。「横から見た人」の象形と「太陽の象形に
地平線を示す一を加えた象形」(「太陽が地平線から上る早朝」の
意味)から、「肌脱ぎ(和服の袖(そで)から腕を抜いて上半身の肌を
あらわにすること)」を意味する「但」という漢字が成り立ちました。
借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、「ただ」の意味も
表すようになりました。
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読み
音読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「タン」、「ダン」
訓読み:「ただ(し)」
常用漢字表外:「ただ」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「7画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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