「羅」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「羅」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あみ」、「鳥を捕える網」
②「あみする」
ア:「網にかけて捕える」
イ:「網にかけて取るように残らず取り入れる」(例:網羅)
③「つらねる(連)」、「網の目のように並べる」、「連なる」(例:羅列)
④「うすい絹((かいこ)の繭(まゆ)から取った糸)」(例:綺羅)
⑤「こうむる(災難に遭う)」(同意語:罹)
⑥「梵語・外国語の音訳(文字や図表などの情報を音声化すること)」
(例:修羅、羅紗)
⑦「国名。羅馬尼亜(ルーマニア)の略」
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成り立ち |
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会意文字です(罒(网)+維)。「網」の象形と「より糸の象形と尾の短い
ずんぐりした小鳥と木の棒を手にした象形(のちに省略)」(「鳥を
つなぐ」、「一定の道筋につなぎ止める」の意味)から、「鳥を捕える網」
を意味する「羅」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ラ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あみ」、「うすぎぬ」、「つら(なる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「19画」
部首
「罒(あみがしら、あみめ、よこめ、よんかしら)」
「罒」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「網」、「連」
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