「僕」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「僕」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「しもべ」
ア:「召使い(雑用をするために雇われている者)」(例:下僕)
イ:「身分の低い者」
ウ:「雑用を行う下級の役人」
②「馬車を走らせる人」
③「仲間」
④「ぼく」
ア:「一人称の人代名詞。男性が自分のことをさしていう語。
対等またはそれ以下の人に対して用いる」
※自分より身分の高い人に対しては、「わたくし、わたし」を用いる。
古くは「やつがれ」と読み、相手に対して尊敬の気持ちを表し自分を
控え目にする際に用いられた。明治時代から、学生が「ぼく」と読んで
用いるようになった。
イ:「小さい男の子に対して呼びかける語」
⑤「従う」
⑥「つかさどる(職務・役目として取り扱う、支配する、管理下に置く)」
⑦「隠す」
⑧「うるさいさま」、「面倒でできれば避けたいさま」
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成り立ち |
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会意文字です(人+其+辛+廾)。「5本の指のある手」の象形と
「農具:箕(み)」の象形と「入れ墨をする為の針」の象形と「両手」の
象形から、罪人・奴隷が汚物を捨てているさまを表し、そこから、
「しもべ」、「召使い」を意味する「僕」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ボク」
常用漢字表外:「ホク」
訓読み:「しもべ」、「やつがれ」
画数
「14画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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