「宕」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「宕」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「広い」、「大きい」
②「すぎる」(同意語:過)
ア:「度(限度)を超える」、「ゆきすぎる」
イ:「自分勝手」、「わがまま」
③「おおまか(細かい点までは行き届いていない、おおざっぱ)」
④「いわや(岩壁に自然にできた穴。また、岩に横穴を掘って
住居としたもの。)」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(宀+石)。「屋根」の象形(「家」の意味)と「崖の
下に落ちている、いし」の象形(「石」の意味)から、「石(岩)の穴の住居」
を意味する「宕」という漢字が成り立ちました。また、「蕩(トウ)」に
通じ(同じ読みを持つ「蕩」と同じ意味を持つようになって)、「自分勝手」
の意味も表すようになりました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「トウ」
訓読み:なし
画数
「8画」
部首
「宀(うかんむり(ウ冠))」
「宀」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |