「晏」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「晏」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「おそい(遅)」(例:晏起)
②「やすい(悩みがない状態だ、心が穏やかだ)」
③「やすらか(安)」
ア:「穏やかで変わった事がないさま」、
「ゆったりと落ち着いているさま」
イ:「何の心配もないさま」
④「しずか(静)」
⑤「はれる(晴)」、「空が晴れわたる」
⑥「あざやか(鮮)」
ア:「新しい」、「生き生きしている」
イ:「ものの色・形などがはっきりしていて、目立つさま」
ウ:「技術・動作などが非常に上手なさま」
エ:「容姿などが非常に美しいさま」
⑦「うつくしい(美)」
⑧「暮れる(太陽が沈んで辺りが暗くなる)」、「夕方」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(日+安)。「太陽」の象形と「家の屋根・家屋の
象形」と「両手をしなやかに重ねひざまずく女性の象形」(家の中で
女性が「やすらぐ」・「やすらか」の意味)から、「穏やかな日」、「晴れ」、
太陽が西に入って落ち着く「夕暮れ」を意味する「晏」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「アン」
訓読み:「おそ(い)」、「やす(らか)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さだ」、「はる」
画数
「10画」
部首
「日(にち、にちへん(日偏)、ひ、ひへん(日偏))」
「日」を含む漢字一覧
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「安」、「晴」
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