「周」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「周」は小学4年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「あまねし(すみずみまで広く行き渡るさま)」(例:周知)
②「手落ちがない」(例:周到)
③「めぐる」、「一回りする」(例:一周)
④「まわり」、「周囲」(例:円周)
⑤「至る」
⑥「誠実で親密である」
⑦「王朝の名前」
ア:「殷の次の王朝で、武王が殷を滅ぼして、天下を統一した。
紀元前1046年頃-紀元前256年」
イ:「南北朝時代の北朝の1つ。宇文覚の建てた国。556年-581年」
ウ:「五代十国の1つ。郭威の建てた国。951年-960年」
⑧「国名。唐の高宗の皇后の則天武后が一時称した国号。690年-705年」
※[週・周の使い分け](シュウ)
「週」・・・「週間の意味」(例:週末)
「周」・・・上記以外は、「周」を用いる。(例:十周年、周期)
※[周・回の使い分け](まわる)
「周」・・・「周囲。周辺」(例:池の周り)
「回」・・・上記以外すべて(例:車輪が回る、火が回る)
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成り立ち |
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指事文字です。「方形の箱などの器物に彫刻が一面に施された」象形
から、「あまねく・ゆきわたる」を意味する「周」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シュウ」
常用漢字表外:「ス」
訓読み:「まわ(り)」
常用漢字表外:「あまね(く)」、「めぐ(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「いたる」、「かた」、「かぬ」、「かね」、「ただ」、「ちか」、
「ちかし」、「なり」、「のり」、「ひろ」、「ひろし」、「まこと」
画数
「8画」
部首
①「冂(けいがまえ(冏構・冋構)、まきがまえ(牧構)、 どうがまえ、えんがまえ、えながまえ)」
「冂」を含む漢字一覧
②「口(くち、くちへん(口偏))」
「口」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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