「修」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「修」は小学5年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「おさめる」
ア:「正しくする」、「正しく整える」(例:修養)
イ:「学ぶ」、「習う(教わる)」(例:必修、自修)
ウ:「飾る」、「模様をつける」(例:修飾)
エ:「直す」(例:修正、改修)
オ:「行う」、「儀式を行う」(例:修法)
カ:「書物を編む」(例:監修)
②「おさまる」
ア:「正しくなる」、「整う」、「立派になる」、「備わる」
イ:「行き届く」
③「長い」(例:修竹)
④「良い」、「すぐれている」
[納・収・修・治の使い分け](おさめる)
「治」・・・「正しくする、なおす。」(例:国を治める、病気を治す)
「納」・・・「入れるべき所に入れる。終わりにする。」
(例:税を納める、飲み納め)
「収」・・・「取りまとめる、静める、取り入れる。」
(例:紛争を収める、成功を収める、カメラに収める。
「修」・・・「学ぶ、身につける。」(例:学問を修める)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(攸+彡)。「横から見た人の象形とボクッという音を
表す擬声語と右手の象形と水の省略形」(人の背に水を流して手で洗うさま
から、「洗い清める」の意味)と「豊かでつややかな髪」の象形から、清めて
かざるの意味を表し、そこから、「おさめる」、「正しく整える」を意味する
「修」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シュ」、「シュウ」
訓読み:「おさ(まる)」、「おさ(める)」
常用漢字表外:「かざ(る)」、「なが(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あつむ」、「おさ」、「おさむ」、「さね」、「なお」、「なが」、
「ながき」、「ながし」、「のぶ」、「のり」、「ひさ」、「まさ」、
「みち」、「もと」、「もろ」、「やす」、「よし」、「よしみ」
画数
「10画」
部首
①「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
②「彡(さんづくり(彡旁)、けかざり)」
「彡」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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