「浮」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「浮」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「うく」、「うかぶ」、「うかべる」(反意語:沈)
ア:「水面や空中にふわふわただよう」(例:浮上)
イ:「船などに乗って水上を行く」
ウ:「表面に現れ出る」(例:肌に脂が浮く)
②「うく」、「うわつく」
ア:「落ち着きがない」、「軽々しい」(例:浮気)
イ:「不確かで当てにならない」、「根拠(理由)がない」(例:浮説)
③「うき(水面にふわふわただよう物)」(例:浮き輪、浮き袋、釣りで使う浮き)
④「程度が過ぎる」(例:浮誇)
⑤「軽い物」
⑥「行う」
日本のみで用いられる意味
⑦「うく」
ア:「うかれる(気分が晴れやかになる、陽気になる)」
イ:「時間・経費などが予定よりも少なくてすみ、余りが出る」
⑧「うかぶ」
ア:「出世する」
イ:「死者の霊が成仏する(死んで、この世に未練を残さず仏となる)」
ウ:「心の中に出て来る」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(氵(水)+孚)。「流れる水」の象形と「乳児を抱き
かかえる」象形(「軽い、包む」の意味)から、「軽いもの」、「うく」を意味
する「浮」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「フ」
常用漢字表外:「フウ」
訓読み: 「う(かぶ)」、「う(かべる)」、「う(かれる)」、「う(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ちか」
画数
「10画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
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