「鋭/銳」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鋭」は中学生で習います。「銳」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「するどい」(反意語:鈍)
ア:「刃物などの切れ味が良い」(例:鋭利)
イ:「先が細くとがっている」
ウ:「軍隊などが優れて強い」(例:精鋭)
エ:「賢い」、「判断力が優れている」、「反応が速い」(例:鋭敏)
オ:「物に向かっていく勢いが激しくて強い」
カ:「勢いが激しくて、人の心を突き刺すようである」
キ:「人の感覚を刺激する力が強い」
②「矛先(刃物の先端)」
③「先が細くとがり、切れ味の良い刃物・武器」
④「強い軍隊」、「強い兵士」
⑤「いらだつ(自分の思い通りにならない為、じっとして
いられなくなる)」、「落ち着きがない」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+兌)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを表した文字
と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(土中に含まれる「金属」
の意味)と「分散する事を意味する文字と口の象形と人の象形」(「いのる
事によってかかえていた悩みが分散する」の意味)から、ものを分解する
金属を意味し、そこから、「すろどい」を意味する「鋭」という漢字が
成り立ちました。
※「銳」は「鋭」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「エイ」
訓読み:「するど(い)」
常用漢字表外:「はや(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さとき」、「とき」、「とし」
画数
「15画」(鋭・銳)
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
「金」を含む漢字一覧
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