「攻」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「攻」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「せめる(兵力を用いて敵を倒す)」
②「おさめる」
ア:「学ぶ」、「研究する」(例:専攻)
イ:「磨(みが)く」、「とぐ(刃物を砥石(といし)や皮で こすってよく
切れるようにする)」(例:攻玉)
ウ:「作る」
エ:「なおす」
③「堅い(中がつまって砕けにくい)」
④「たくみ」
ア:「いろいろと工夫する事」
イ:「自分の目的を達成するために計画を立てる事」
「攻・責の使い分け](せめる)
「攻」・・・「兵力で敵を倒す」(例:隣国に攻め入る)
「責」・・・「罪を問いただす(本当の事を言わせようと厳しく追及する)」
(例:失敗した原因を責められる)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(工+攵(攴))。「にぎる所のある、のみ又は、さしがね」
の象形(「工具」の意味)と「ボクッという音を表す擬声語と右手の象形」
(「手でボクッと打つ・たたく」の意味)から、「のみなどの工具をたたいて
物を作る」、「せめる」を意味する「攻」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「セキ」
常用漢字表外:「シャク」
訓読み:「せ(める)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おさむ」、「たか」、「よし」
画数
「7画」
部首
①「工(え、こう、たくみ、たくみへん(工偏))」
「工」を含む漢字一覧
②「攵(のぶん(ノ文)、ぼくづくり(攵旁)、ぼくにょう(攵繞))」
「攵」を含む漢字一覧
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