「狩」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「狩」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かり」
ア:「山野で鳥獣を追いかけて捕える事」
イ:「魚や貝などをとる事」
ウ:「山野で植物を観賞・採集すること」(例:まつたけ狩り、もみじ狩り)
エ:「追いたてて捕える事」(例:魔女狩り)
②「かりする」、「かる」
③「守っている所」、「天子(国を治める人)の命令を受けて守り治めて
いる諸侯の領地」(例:巡狩)
④「養う(自分の収入で家族などが生活できるようにする)」
⑤「罪のある者や反逆者などを殺す」
日本のみで用いられる意味
⑥「かり(探し求める事)」(例:潮干狩)
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成り立ち |
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形声文字です(犭(犬)+守)。「耳を立てた犬」の象形と「屋根・家屋の象形
と右手の手首に親指をあて脈をはかる象形」(「宮殿などを手で守る」
の意味だが、ここでは、「單」に通じ(「單」と同じ意味を持つようになって)、
「はじき弓」の意味)から、犬とはじき弓を使って「かりをする」、「かり」を
意味する「狩」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シュ」
訓読み:「か(り)」、「か(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「かり」、「もり」
画数
「9画」
部首
「犭(けものへん(獣偏)、いぬへん(犬偏))」
「犭」を含む漢字一覧
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