「御」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「御」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「扱う、操る。特に馬を扱う。車と馬を操る。」
②「車と馬を扱う・操る方法。また、その人」(例:御者)
③「すべる(全体をまとめて支配する)」(例:統御)
④「用いる」、「使う」
⑤「進める」
⑥「勧める(人がその事を行うように誘いかける)」
⑦「身分の高い人のそばに付き従っている。また、その人」(例:侍御)
⑧「本妻以外の妻」、「身分の高い人のそばに付き従っている女」、
「天皇の寝所のそばで付き従っている女」(例:女御)
⑨「臨む( 風景・場所などを目の前にする)」(例:臨御)
⑩「女性をかわいがる」
⑪「天子(天下を治める者)・諸侯に関する事を言う敬語」(例:還御)
⑫「とどめる」、「ふせぐ」
⑬「おん。お。み。ゴ。ギョ。(敬意、または、丁寧の意味を表す接頭語・
接尾語)」(例:御身、御中、御意、御米、御霊、御殿、父御)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(辵+午+卩)。「十字路の左半分の象形と立ち止まる足
の象形」(「行く」の意味)と「きねの形をした神体」の象形と「ひざまずく人」
の象形から、「神の前に進み出てひざまずき、神を迎える」を意味する
「御」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ギョ」、「ゴ」
訓読み:「おん」
常用漢字表外:「お」、「おさ(める)」、「み」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おき」、「おや」、「のり」、「みつ」
画数
「12画」
部首
「彳(ぎょうにんべん(行人偏))」
「彳」を含む漢字一覧
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