「克」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「克」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「よくする(能)」
ア:「できる」、「能力がある」
イ:「しとげる(物事を最後まで完全に行う、成し遂げる)」
ウ:「耐える(苦しいこと、つらいこと、嫌なことをじっと我慢する)」
エ:「治める(統治する)」、「整える」(例:克復)
②「よく」、「十分に」、「細かいところまで念を入れて手落ち
のないこと」(例:克明)
③「かつ」
ア:「争いに勝つ」
イ:「勝ちたがる」
ウ:「私欲(自分一人の利益だけを考える気持ち)に打ち勝つ」(例:克己)
エ:「責める」
オ:「困難に打ち勝つ、乗り越える」(例:克服)
④「定める」、「決める」
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成り立ち |
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象形文字です。「重いかぶとを身につけた人」の象形から、「重さに
耐える」、「打ち勝つ」を意味する「克」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コク」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「か(つ)」、「よ(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「いそし」、「かつ」、「かつみ」、「すぐる」、「たえ」、
「なり」、「まさる」、「みつ」、「よし」
画数
「7画」
部首
①「十(じゅう)」
「十」を含む漢字一覧
②「儿(ひとあし(儿脚)、にんにょう(儿繞))」
「儿」を含む漢字一覧
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