「忌」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「忌」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「いむ」
ア:「信仰(神や仏を信じる気持ち)などから、不吉なものとして避ける」
イ:「嫌う」、「いやがる」、「にくむ(よくないこと、本来あってはいけない
こととして許しがたく思って嫌う)」
②「いみ」
ア:「信仰などから、避けるべき事」
イ:「親や祖先などの命日(死んだ日)」
③「うやまう(尊敬する)」
④「いましめる」
ア:「非常の場合にそなえる」、「用心する」
イ:「間違いがないように気をつける」
ウ:「控え目にする」
エ:「間違えがないように前もって注意する」
オ:「してはいけないと命令する」、「禁止する」(例:忌諱)
カ:「同じ過ちを犯さないようにしかる(目下の者の言動のよくない点を
注意して、今後、同じ間違いをしないようにしっかり伝える)」
⑤「語調を整える助字」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(己+心)。「三本の横の平行線を持つ糸すじを
整える糸巻き」の象形(「糸すじを整える」の意味)と「心臓」
の象形から、心を整える事を意味し、そこから、「かしこまる」、
「いむ」を意味する「忌」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「キ」
訓読み:「い(まわしい)」、「い(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「7画」
部首
「心(こころ)」
「心」を含む漢字一覧
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