漢字/漢和/語源辞典:OK辞典
「己」という漢字
「己」は小学6年生で習います。
「己」は部首です。
成り立ち読み方画数・部首
書き順・書き方
意味

①「おのれ」、「おの

 ア:「自分」、「」(例:自己)

 イ:「自分1人の利益だけを考える
    気持ち
」(例:克己)

②「つちのと(十干の第六位。
  五行で土に割り当てする)


※十干とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・
  庚・辛・壬・癸の総称。五行とは、
  木・火・土・金・水の事を言う。

日本のみで用いられる意味

③「おのれ(同等以下の人の悪口を
  言ったり、欠点やミスを責める際
  に呼ぶ言葉)


成り立ち

象形文字です。「3本の横の平行線

を持ち、その両端に糸を巻き、中の

横線を支点とする糸巻き
」の象形。

「紀」の原字で、糸すじを分ける

器具の意味を表しましたが、借り

(同じ読みの部分に当て字として

使って)、「おのれ(自分)」を意味する

「己」という漢字が成り立ちました。

原字とは、漢字「A」に複数の意味
 がある場合、その意味を明らか
 するに、漢字「A」にある文字を
 加え漢字「B」がられたの、
 漢字「A」のいます。

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読み

音読み:
」、「

訓読み:
おのれ

常用漢字表外:
つちのと

※訓読み⇒()の中は「送りがな」

名前(音読み・訓読み以外の読み):
おと」、「これ」、「つち」、
」、「

画数

3画

部首

己・(おのれ)

「己・已・巳」を含む漢字一覧

部首解説:
「己」には一定の意味がなく、漢字の
分類のに部首に割り当てられて
いる。また、「」や「」などは、
旧字体では「」のであったが、
新字体で「己」の改められた。

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