「款」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「款」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「望む」、「願う」
②「よろこぶ」、「楽しむ」
③「まこと(本当の事、本当の気持ち)」
④「交わる」、「親しむ」、「真心(本当の気持ち)をもって親しむ」、
「友好関係」、「親しい付き合い」
⑤「至る」
⑥「とどまる」
⑦「案内を求めて門をたたく」
⑧「きざむ」、「彫る」、「記す」(例:落款)
⑨「むなしい(内容がない、無益である)」
⑩「広い」
⑪「ゆるやか」、「遅い」
⑫「なげく(ひどく悲しむ、悲しんで泣く)」
⑬「ひとまとまり」
⑭「法律文などの箇条書き」(例:定款、約款)
⑮「(歳入・歳出の予算・決算で)部の下、項の上に位する科目」(例:款項目)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(祟+欠)。「足がくぼみから出る象形と神にいけにえを
捧げる台の象形」(「神に追い出される・たたり」の意味)と「人が口を開け
ている」象形から人が何かの対象に対して、警戒心をもたず、大きな口を
あけてありのままの姿でいるさまから、「よろこぶ」、「親しむ」を意味する
「款」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「カン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「まこと」、「よろこ(ぶ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「ただ」、「すけ」、「まさ」、「ゆき」、「ゆく」、「よし」
画数
「12画」
部首
「欠(あくび(欠伸)、かける、けんづくり(欠旁))」
「欠」を含む漢字一覧
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