「催」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「催」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「もよおす」
ア:「人を集めて行事などを行う」(例:開催)
イ:「そういう気持ちにさせる」、「かきたてる」(例:眠気を催す)
ウ:「うながす(物事を早くするようにせきたてる、ある行為をする
ように仕向ける)」(例:催促)
エ:「人を呼び集める」
オ:「準備する」
②「せまる(迫)」
③「もよおし」
ア:「人を集めて行事などを行う事」
イ:「そういう気持ちにさせるもの」
ウ:「うながす事(物事を早くするようにせきたてる事、ある行為をする
ように仕向ける事)」
④「もよい(今にもそうなりそうなこと)(接尾語である)」(例:雨催い)
※接尾語とは、単独では用いられず、 常に他の語の下について、
その語とともに一語を形成する語の事。
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成り立ち |
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形声文字です(人+崔)。「横から見た人」の象形(「人」の意味)と「山の象形
と尾の短いずんぐりした小鳥の象形」(「高大な山」の意味だが、ここでは、
「推(すい)」に通じ(同じ読みを持つ「推」と同じ意味を持つように
なって)、「おしすすめる」の意味)から、「人を次の事態へとおしすすめる」
を意味する「催」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「サイ」
訓読み:「もよお(す)」
常用漢字表外:「うなが(す)」、「もよ(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「とき」
画数
「13画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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