「辰」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「辰」は常用漢字外(人名用漢字)です。「辰」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説 |
意味 |
①「たつ(十二支の第五位)」
ア:「方位では東南東」
ウ:「月では陰暦3月」
エ:「時刻では午前8時。また、それを中心とした2時間。
一説にそれ以降の2時間」
オ:「動物では竜(たつ)」
②「十二支」
※十二支とは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の
総称である。全部で12種ある。占いの道具として設定された。
③「時刻」
④「日時(日にちと時刻)」(例:佳辰)
⑤「朝」、「早朝」
⑥「日や月がその時にある場所」
⑦「日・月・星。また、その総称」
⑧「星の名前」
ア:「さそり座の首星アンタレス。和名:なかごぼし」
イ:「さそり座の西部にある星。和名:そいぼし」
ウ:「北極星」(例:北辰)
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成り立ち |
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象形文字です。「2枚貝が殻から足を出している」象形から、
「蜃(しん-蜃気楼を作り出す伝説の生物)」の意味だが、借りて
(同じ読みの部分に当て字として使って)、十二支の5番目「たつ」を
意味する「辰」という漢字が成り立ちました。
※蜃気楼とは、下層大気の温度差などで空気の密度差があるとき、
光の異常屈折により、見えないはずの物体が見える現象の事を
言います。
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読み
音読み:「シン」
常用漢字表外:「ジン」
訓読み:「たつ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「とき」、「のぶ」、「のぶる」、「よし」
画数
「7画」
部首
「辰(たつ、しんのたつ(辰のたつ))」
「辰」を含む漢字一覧
部首解説:
「辰」は「貝殻」を表し、それを農具に用いた事から、「辰」をもとに
して、農耕に関係する漢字ができている。
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