「慕」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「慕」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「したう」
ア:「離れている人などを恋しく思う(何度も思い返したりする)」、
「懐かしく思う」(例:慕情)
イ:「離れがたく思ってあとを追う」(例:犬が慕って後をついてくる)
ウ:「目上の人の態度などに憧れる」(例:彼を慕って多くの人が集まる)
エ:「手本として見習う」
オ:「たっとぶ(価値のあるもの(人)として大切にする・尊敬する)」
カ:「欲しがる」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(莫+心)。「草むらの象形と太陽の象形」(太陽が
草原に沈むさまから「ない」の意味)と「心臓」の象形(「心」の意味)から、
「なくなったものを懐かしく思う」を意味する「慕」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ボ」
訓読み:「した(う)」
常用漢字表外:「しの(ぶ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「もと」
画数
「14画」
部首
①「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
②「⺗(したごころ(下心))」
「⺗」を含む漢字一覧
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