「嫌」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「嫌」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「きらう(その対象とかかわりたくないと思う、
好ましくないものとして、避ける)」(例:嫌悪)
②「きらい(その対象とかかわりたくない、気持ちよく思わない)」
③「にくむ( よくないこと、本来あってはいけないこととして
許したくないと思う)」(例:嫌悪)
④「いや」
ア:「欲しくないさま」、「したくないさま」
イ:「不愉快なさま」
⑤「うたがう(本当かどうか怪しいと思う)」(例:嫌疑)
⑥「うたがい(本当かどうか怪しく思う事)」
⑦「まぎらわしい(似ていて区別がつきにくい)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(女+兼)。「両手をしなやかに重ねひざまずく女性」の
象形と「並んで植えられている稲の象形と手の象形」(並んだ稲を
あわせて手につまむさまから、「かねる」の意味)から、心が2つの事に
またがって安らかでない事を意味し、そこから、「きらう」、「うたがう」、
「まぎらわしい」を意味する「嫌」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ケン」、「ゲン」
訓読み:「いや」、「きら(う)」
常用漢字表外:「うたが(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「13画」
部首
「女(おんな、おんなへん(女偏))」
「女」を含む漢字一覧
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