「抄」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「抄」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かすめる(すばやく盗む)」
②「さじですくい取る」
③「うつす(写)」、「書き写す」
④「書き写したもの」
⑤「長い文章などの一部を書き出す事。また、そのもの」(例:抄出)
⑥「すく」
ア:「溶かした原料を薄くのばし敷いて紙をつくる」(例:抄紙)
イ:「紙のように薄いものをつくる」
日本のみで用いられる意味
⑦「ショウ(解釈書、注釈書)」(例:抄物)
⑧「尺貫法(日本古来の計量法)の単位。約1.8ミリリットル」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(扌(手)+少)。「5本の指のある手」の象形と
「小さな点」の象形(「すくない、すこし」の意味)から、「少しだけ手に
取る」、「さじですくい取る」を意味する「抄」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ショウ」
常用漢字表外:「ソウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「うつ(す)」、「かすめ(る)」、「す(く)」、「すく(う)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「7画」
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「少」、「紗」、「砂」
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |