「曹」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「曹」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「つかさ」
ア:「裁判官」(例:法曹)
イ:「役人」
ウ:「役所」
②「ともがら」
ア:「仲間」
イ:「同じ種類のもの」
ウ:「複数を表す語」(例:児曹)
③「群れ」、「多くの人々」
④「部屋」、「つぼね(宮中や身分の高い人の家で、そこに仕える
女性の居室として仕切った部屋)」(例:曹司)
⑤「国の名前。周の武王の弟、叔振鐸(シュクシンタク)が
封ぜられた(王に任命された)小国。春秋時代、宋に滅ぼされた」
⑥「軍隊の階級の一つ」(例:軍曹)
⑦「ソーダ(炭酸ナトリウム、炭酸水)の略」(例:曹達)
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成り立ち |
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会意文字です(東+東+口)。「袋の両端をくくった」象形(「裁判で原告と
被告がそれぞれ誓いを示す矢などの入った袋を持って向き合う」意味)
と「口」の象形(「裁判官」の意味)から、「つかさ(裁判官、役人)」を
意味する「曹」という漢字が成り立ちまいた。
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読み
音読み:「ソウ」
常用漢字表外:「ゾウ」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「つかさ」、「ともがら」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「とも」、「のぶ」、「よし」
画数
「11画」
部首
「曰(ひらび(平日)、いわく)」
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