「洞」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「洞」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ほら(がけ・岩・大木などにできた、中に何もない穴)」(例:洞窟)
②「むなしい」(例:空洞)
ア:「内容がない」
イ:「無駄である」
ウ:「すぐに消えてしまう」、「長続きしない」
エ:「根拠(理由)がない」
③「とおる(通)」
ア:「貫く」、「つき通す」
イ:「さとる(はっきりと理解する)」、「見抜く」(例:洞察)
④「深い」、「奥深い」
⑤「仙人の住まい」(例:仙洞)
⑥「流れが速い。また、速いさま」
⑦「うたがう(疑)」、「心が定まらない」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(氵(水)+同)。「流れる水」の象形と「上下2つの
同じ直径の筒」の象形(「筒」の意味)から、水が通り抜ける「ほら穴」を
意味する「洞」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ドウ」
常用漢字表外:「トウ」
訓読み:「ほら」
常用漢字表外:「うつろ」、「うろ」、「つらぬ(く)」、「ふか(い)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「あき」、「あきら」、「ひろ」
画数
「9画」
部首
「氵(さんずい(三水))」
「氵」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |