「水」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「水」は小学1年生で習います。「水」は部首です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首解説、書き順・書き方 |
意味 |
①「みず」
ア:「水素と酸素との化合物。透明で無味無臭の液体。
セ氏温度が0度となると氷に、約100度(99.974度)に
なると水蒸気になる。海や川や雨や雪等に含まれ、
動物や植物が生命を維持するのにも必要不可欠な
物質である。」
イ:「湯などと区別して、温度の高くない「ア」」
ウ:「大雨などのため、川や湖などの「ア」があふれて
家などに「ア」が入る事」(例:水につかる、大水、洪水)
エ:「液状のもの」(例:ひざに水がたまる、水銀)
オ:「相撲で力水 (ちからみず) の事」
カ:「勝負が長引いたとき、一時中止させる事」(例:水入り)
キ:「建築で、水平、または水平をあらわす線」
ク:「庭園などに「ア」を導き入れて流れるようにしたもの」(例:遣水)
ケ:「川」、「池」、「沼」、「湖」(反意語:陸)
コ:「邪魔」、「故障」(例:水をさす)
サ:「誘い」、「暗示(物事を明確には示さず、手がかりを与えて
それとなく知らせること)」(例:水を向ける)
②「潤(うるお)う」、「しみこむ」
③「水を汲む事」、「水を使ってする仕事をする事」
④「五行の一つ(四季では冬、方位は北、五星では辰星、
五音では羽、十干では壬・癸)」
※十干とは、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・
己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の総称の事を言う。
(生物が生まれてから死ぬまでの循環過程を分けて表したもの)
⑤「平らにする」
⑥「七曜の1つ(水曜日)」
※七曜とは、目で見える惑星を五行と対応させた火星・水星・木星・金星・
土星と、太陽・月を合わせた七つの天体の事を言う。
⑦「水素の事」(例:水爆)
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成り立ち |
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象形文字です。「流れる水」の象形から、「みず」を意味する
「水」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「スイ」
訓読み:「みず」
常用漢字表外:「みづ」、「み」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「たいら」、「な」、「なか」、「みな」、「ゆ」、「ゆく」
画数
「4画」
部首
「水(みず)」
「水」を含む漢字一覧
部首解説:
「水」が漢字の下部に付く時は多く「氺」の形となる。また、
「水」が偏(左右に組み合わせてできている漢字の左側の部分)に
なる時は「氵」の形となる。「水」をもとにして、水・川の名前、
また、水の状態や水を伴う動作に関する漢字ができている。
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書き順・書き方 |
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