「雪」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「雪」は小学2年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「ゆき」
ア:「雲の中で水蒸気が冷えて、氷となって降ってくる白い物。また、
それが降り積もった物。せつ。」(例:雪が積もる、積雪)
イ:「白い物を例えて言う。せつ。」(例:雪のような肌、雪膚)
ウ:「芝居等で、雪に見立てて降らせる白い紙の切れ端」
エ:「紋所(家々で定めている紋章)の名前。「ア」の形をしている」
オ:「タラ(タラ目タラ科の魚の総称)(室町初期ごろから、天皇が
住む所で働く女が、多く衣食に関して用いた言葉)」
キ:「カブ、大根(だいこん)(室町初期ごろから、天皇が
住む所で働く女が、多く衣食に関して用いた言葉)」
②「雪が降る」
③「注(そそ)ぐ」
④「濯(すす)ぐ(洗い清める)」(例:雪辱)
⑤「拭(ぬぐ)う」、「除く」
⑥「清い」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(雨+彗)。甲骨文では「雪片」の象形(「ゆき」の意味)
でしたが、後に「天の雲から水滴が滴(したた)り落ちる」象形(「雨」の
意味)と「先端を揃(そろ)えたほうきを手にする」象形(「ほうきで
掃き清める」の意味)から、「雨で洗い清める」、「ゆき」を意味する
「雪」という漢字が成り立ちました。また、「毳(セイ=セツ)」に通じ、
「ほそく細かい」の意味も表します。)
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読み
音読み:「セツ」
常用漢字表外:「セチ」
訓読み:「ゆき」
常用漢字表外:「すす(ぐ)」、「そそ(ぐ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「きよ」、「きよみ」、「きよむ」
画数
「11画」
部首
「雨・⻗(あめ、あめかんむり(雨冠)、あまかんむり(雨冠))」
「雨・⻗」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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