「併/倂」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「併」は中学生で習います。「倂」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「ならぶ(並)」、「連なる」
②「ならべる(並)」
③「並びに(前後二つの事柄をつなぐのに用いる語)」
④「等しくする」
⑤「あわせる(2つ以上のものを一緒にする)」、「あわせて」(例:合併)
⑥「競う」、「争う」
日本のみで用いられる意味
「しかし」、「しかしながら」
「併・合の使い分け](あわせる)
「併」・・・「2つ以上のものを一緒にする」(例:2つの企業を併せる)
「合」・・・「そろえる」、「一致させる」(例:手を合わせる、スピードを合わせる)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(人+并(幷))。「横から見た人」の象形と「人を
並べてつないだ」象形(「並ぶ、あわせる」の意味)から、「人が並ぶ」を
意味する「併」という漢字が成り立ちました。
※「併」は「倂」の略字です。
※「倂」は「併」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「ヘイ」
常用漢字表外:「ヒョウ(ヒャウ)、ビョウ(ビャウ)」(倂のみ)
訓読み:「あわ(せる)」
常用漢字表外:「しか(し)」、「なら(ぶ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「つら」、「とも」
画数
「8画」(併)
「10画」(倂)
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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