「遍」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「遍」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あまねし(すみずみまで広く行き渡るさま)」(例:普遍)
②「あまねく(すべてに渡って、すみずみまで)」
③「全体に行き渡る」(例:遍在)
④「回数を示す助数詞」(例:一遍)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(辶(辵)+扁)。「立ち止まる足・十字路の象形」
(「行く」の意味)と「片開きの戸の象形と文字を記した札をひもで編んだ
象形」(門戸に書き記した札の意味から、転じて(派生して・新しい意味が
分かれ出て)、札のように「ひらたい」の意味)から、「ひらたく行き渡る」
を意味する「遍」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヘン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あまね(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「12画」
部首
「辵・辶・⻌(しんにょう(之繞)、しんにゅう(之繞))」
「辵(辶・⻌)」を含む漢字一覧
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「編」、「偏」
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