「履」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「履」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「はきもの」
ア:「足に身につけて歩くものの総称」
イ:「靴(くつ)」
②「はく(はきものを足に身につけて歩く)」
③「ふむ」(同意語:踏)
ア:「足をあげて地におろす」
イ:「足で体重をかけて上から押さえる」、「ふみつける」
ウ:「歩く」
エ:「交互に足を上げ下げする」
オ:「その場に身を置く」
カ:「ある場所を訪れる」
キ:「実際に経験する」(例:履歴)
ク:「決まったやり方に従って行う」
ケ:「守り行う」
コ:「お参りをする」
サ:「前もって見当をつける」
コ:「値段をつける」、「評価する」
サ:「韻字を用いる(漢詩文・連歌・俳諧で、文末に同じ言葉を
用いている)」
シ:「借金などを返さないで、相手に損害を与える」
ス:「地位に就く」
④「行い」、「行為」
⑤「領土」、「ふみ歩く土地の意味」
⑥「易の六十四卦の1つ。ふみ進む形を表す漢字」
※易とは、中国の占いの1つです。
※六十四卦とは、占いのひとつである易で用いられる基本図像の事を
言います。
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成り立ち |
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会意文字です(尸+彳+舟+夊)。「人」の象形と「道の左半分」の象形と
「はき物」の象形と「下向きの足」の象形から、人が道を行く時にはく
「はき物」を意味する「履」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「リ」
訓読み:「は(く)」
常用漢字表外:「くつ」、「ふ(む)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「さき」、「ふみ」
画数
「15画」
部首
「尸(かばね、しかばね、しかばねかんむり(尸冠))」
「尸」を含む漢字一覧
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