「蔑」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「蔑」は中学生で習います。)
|
成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「さげすむ・あなどる(他人を、自分より能力の劣るもの、価値の低い
ものとみなす、見下す、バカにする)」(例:軽蔑)
②「ないがしろにする」
ア:「無視する」、「あってもないもののように軽くみる・
大切に思わない」
イ:「きちんと整っていないさま」、「だらしないさま」
③「(何も)ない」
④「小さい」
⑤「詳しい」、「細かいところまで注意が行き届いていて、手落ちがない」
⑥「削る」
⑦「滅ぼす」(例:蔑如)
⑧「あざむく(だます)」
⑨「暗い」、「目に光がない」、「視力が悪い」
|
|
成り立ち |
|
会意兼形声文字です(苜+伐)。「かすかで目に見えない精霊(草・木に
宿っているとされる魂)」の象形と「横から見た人の象形と握りのついた
柄の先端に刃のついた矛」の象形(「人に矛を当てて切る、取り除く」の
意味)から、「精霊の力で退けて存在を認めない」、「あなどる」を意味する
「蔑」という漢字が成り立ちました。
|
≪漢字がもっと楽しく/面白くなる≫
【アマゾン】・【楽天】で漢字の成り立ち書籍をチェック |
|
読み
音読み:「ベツ」
訓読み:「さげす(む)」
常用漢字表外:「くら(い)」、「ないがし(ろ)」、「なみ(する)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「14画」
部首
「艹・艹・艸(くさ、くさかんむり(草冠)、そうこう)」
「艹・艹・艸」を含む漢字一覧
|
|
|
漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 トップへ戻る |