「鎌/鐮」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「鎌」は中学生で習います。「鐮」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「かま」
ア:「草などを刈るのに使う道具。鉄製で、三日月形の内側に刃があり、
木の柄を直角につけたもの。」
イ:「草などを刈るのに使う道具に鎖と分銅(重り)を取りつけた武器」
(例:鎖鎌)
ウ:「一方の木材に突起を作り、他方の木材にはめ込む建築物」
(例:鎌継)
エ:「紋所(家々で定めている紋章)の名前。草などを刈り取りに使う
道具の形をしている。」
オ:「性格が曲がっていて、口うるさいこと。また、その人。」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(金+兼)。「金属の象形とすっぽり覆うさまを
表した文字と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の象形」(「土中に
含まれる金属」の意味)と「並んだ稲を合わせて手につかむ」象形(「稲など
を集め手にする」の意味)から、稲などを手に握り集めて刈る為の「かま」
を意味する「鎌」という漢字が成り立ちました。
※「鐮」は俗字(世間(人が集まり生活している場)では使われているが、
国の規則(決まり)では認められていない漢字)です。
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読み
音読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「レン」
訓読み:「かま」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「かた」、「かね」
画数
「18画」(鎌)
「21画」(鐮)
部首
「金(かね、かねへん(金偏))」
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「刃」、「兼」
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