「玩」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「玩」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「もてあそぶ」
ア:「手に持って遊ぶ」、「手であれこれいじる」
イ:「遊ぶ物」、「おもちゃ」
ウ:「愛する」、「心が晴れ晴れする(なごむ)ものとして愛する」
(例:愛玩)
エ:「からかう( 相手が困ったり怒っ たりするようなことをして
おもしろがる)」
オ:「好き勝手に扱う」、「思いのままに操る」
カ:「あなどる(人を軽くみてばかにする)」
②「慣れる」、「慣れ親しむ」
③「味わう(食べ物の味や物事の雰囲気をよく考える)」(例:玩味)
④「むさぼる・ふける(終わりなく、ある行為を続ける、夢中になる)」
(例:玩読)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(王(玉)+元)。「3つの玉を縦のひもで貫き通した」
象形(「玉」の意味)と「冠をつけた人」の象形(「めぐる、めぐらす」の
意味)から、1つの玉に心をとられ、手の中にめぐらす事を意味し、
そこから、「もてあそぶ」を意味する「玩」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ガン」
訓読み:常用漢字表内はなし
常用漢字表外:「あじ(わう)」、「もてあそ(ぶ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「なり」、「よし」
画数
「8画」
部首
「玉・⺩(おう(王)、おうへん(王偏)、たま(玉)、たまへん(玉偏))」
「玉・⺩」を含む漢字一覧
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