「凌」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「凌」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「(氷が丘のように盛り上がって)凍る」
②「氷」
③「しのぐ」
ア:「押し分けて前に進む」、「乗り越えて進む」
イ:「困難や苦境などにじっと堪えて、なんとか切り抜ける」
ウ:「あなどる(人を軽く見てばかにする、見下す)」
エ:「犯す(法律・規則などに反した行為をする」(例:陵虐)
オ:「能力・程度などが他のものを追い抜いて上に出る」
カ:「押し伏せる」、「おおいかぶさる」
④「入り混じる」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(冫+夌)。「氷の結晶」の象形(「凍る、寒い」の意味)と
「片足を上げた人の象形と下向きの足の象形」(「高い地をこえる、丘に登る」
の意味)から「(氷が丘のように盛り上がって)凍る」、「氷」、「しのぐ」を意味する
「凌」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「リョウ」
訓読み:「しの(ぐ)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「しのぎ」、「しのぐ」
画数
「10画」
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