「坐」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「坐」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「すわる(ひざを折り曲げて、物の上に尻をつける)」(同意語:座)
②「居る」、「とどまる」
③「すわる所」(例:坐席)(同意語:座)
④「罪(法律などの社会の決まりに反する行為)に触れる」
⑤「かかわり合いで罪になる」、「まきぞえ」(例:連坐)
⑥「いながらに(何もせずに、その場にじっとしていて)」(例:坐視)
⑦「そぞろに(これといった理由もなく、なんとなく)」
日本のみで用いられる意味
⑧「おわす」
ア:「ある、いるの尊敬語。存在する人を尊敬する。
いらっしゃる。おいでになる。まします。」
イ:「ものの所有者を尊敬して、そのものがあるの意を表す。
おありになる。」
ウ:「行く、来るの尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。」
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成り立ち |
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会意文字です(人+人+土)。「向かい合う人の象形と、土地の神を
祭る為に柱状に固めた土の象形(「土」の意味)」から、向かい合う2人が
土にひざをつけて「すわる」を意味する「坐」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ザ」
訓読み:
「いなが(ら)」、「いま(す)」、「おわ(す)」、
「すわ(る)」、「そぞろ(に)」、「ましま(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「7画」
部首
「土(つち、つちへん(土偏))」
「土」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「座」、「人」
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