「座」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「座」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首、書き順・書き方 |
意味 |
①「すわる場所」、「席」(例:座席)
②「敷物」
③「器具を置く台」(例:砲座)
④「畳を敷きつめた部屋。特に、客間」(例:座敷)
⑤「宴会の席」(例:座敷)
⑥「集まり」、「つどい」(例:座長)
⑦「地位」、「くらい(位)」、「階級」
⑧「星の集まり」(例:星座)
日本のみで用いられる意味
⑨「くら(くらい(位)の略)」(例:高御座)
⑩「ザ」
ア:「ギルド(中世、商品の製造・販売上、独占権を得ていた
商工業者の組合)」(例:紙座)
イ:「江戸時代、貨幣や度量衡器(長さ・体積・質量を測る器具)
などを製造した国の設置した場所」(例:金座)
ウ:「芝居などの興行場(入場料をとって人に演芸やスポーツを
見せる場所)の名前の下につける語」(例:歌舞伎座)
エ:「芝居などの芸人の集団」(例:一座)
オ:「仏像などを数える語」
⑪「すわる」
ア:「ひざを折り曲げて、物の上に尻をつける」
イ:「ある地位・役につく」
⑫「います(ある・いるの尊敬語)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(广+坐)。「屋根」の象形(「家」の意味)と
「向かい合う人の象形と土地の神を祭る為に柱状に固めた土の
象形」(「すわる」の意味)から、家屋の中の「すわる場所」を意味
する「座」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ザ」
訓読み:「すわ(る)」
常用漢字表外:「いま(す)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「え」、「おき」、「くら」
画数
「10画」
部首
「广(まだれ(麻垂))」
「广」を含む漢字一覧
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書き順・書き方 |
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