「惚」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「惚」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「うっとりする(しいものなどに心を奪われて、ぼうっ とする)」(例:恍惚)
②「ほのか(かすか)」
③「奥深い」
日本のみで用いられる意味
④「ほれる」
ア:「人物や物事の魅力にとりつかれ、心を奪われる」
イ:「異性に心がひかれ夢中になる」
⑤「ぼける(頭の働きや記憶力がにぶくなる)」
⑥「とぼける(聞かれたことに対して、わざと知らないふりをする)」
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成り立ち |
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形声文字です(忽+心)。「弓の弦(つる)をはじいて、払い清める象形
(借りて(同じ読みの部分に当て字として使って)、「禁止。~しては
いけない」、「ない」)の意味と心臓の象形(「心」の意味)」(「心の中に
何もない」の意味)と「心臓」の象形から、「心を奪われて、うっとりする」
を意味する「惚」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「コツ」
訓読み:「とぼ(ける)」、「ほう(ける)」、「ぼ(ける)」、「ほ(れる)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「11画」
部首
「忄(りっしんべん(立心偏))」
「忄」を含む漢字一覧
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「忽」、「心」
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