「蹟」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「蹟」は常用漢字外(人名用漢字)です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あと。物事があった印(しるし)。物事が行われた印(しるし)。せき。」
(例:遺蹟、足蹟)(同意語:跡、迹)
②「とどまる(留・止)」
※現代では、「蹟」は「跡」に書き換えて用いられる。
(例:遺蹟⇒遺跡、筆蹟⇒筆跡)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(足+責)。「人の胴体の象形と立ち止まる足の
象形」(「足」の意味)と「とげの象形(とげの意味だが、ここでは「責める」
の意味)と子安貝(貨幣)の象形」(「金品を繰り返し責め求める」の意味)
から「足を繰り返し重ねる」事を意味し、そこから「物事があった・
行われたあと」を意味する「蹟」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「シャク」、「セキ」
訓読み:「あと」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「ただ」、「より」
画数
「18画」
部首
「足・𧾷(あし、あしへん(足偏))」
「足・𧾷」を含む漢字一覧
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「責」、「跡」、「印」
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