「操」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「操」は小学6年生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「とる」
ア:「持つ」、「握る」
イ:「堅く守る」
②「あやつる(物を動かして使う、上手に取り扱う)」(例:操作)
③「みさお」
ア:「節操(自分の意志や主義・主張を貫いて、
誘惑や困難に負けないこと)」
イ:「女性がお付き合いするまでは、男性に身体を許さない事」
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成り立ち |
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形声文字です(扌(手)+喿)。「5本の指のある手」の象形と「器物の象形と
木の象形」(「多くの鳥が鳴き、さわがしい」の意味だが、ここでは「巣(ソウ)」
に通じ(同じ読みを持つ「巣」と同じ意味を持つようになって)、「巣を作る」
の意味)から、鳥が巣を作るように手をたくみに動かす事を意味し、
そこから、「あやつる」、「手にしっかり持つ」を意味する「操」という
漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ソウ」
訓読み:「あやつ(る)」、「みさお」
常用漢字表外:「と(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「あや」、「さお」、「とる」、「みさ」、「もち」
画数
「16画」
部首
「扌(てへん(手偏))」
「扌」を含む漢字一覧
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