「仰」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「仰」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「あおぐ」
ア:「頭を上げて見る」、「見上げる」(例:仰首)
イ:「顔や物の前面が上を向く」(例:仰臥)
ウ:「きわめて価値のあるものとして尊敬する」(例:信仰、景仰)
エ:「頼む」、「たよりすがる」
オ:「飲む」、「毒薬などを飲む」
②「高い」、「多い」、「大きい」、「盛ん」(例:仰山、仰仰)
日本のみで用いられる意味
③「あおぐ(求める、願う)」
④「おおせ(「命令」の尊敬語)」
ア:「ご命令」
イ:「お言葉」
⑤「おっしゃる(「言う」の尊敬語)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(人+卬)。「横から見た人」の象形と「立つ人の象形と
ひざまずく人の象形」(「立つ人をあおぎ見る(上方を見る)」の意味)から、
「あおぐ(頭をあげて見る)」、「見上げる」を意味する「仰」という漢字が
成り立ちました。
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読み
音読み:「ギョウ」、「コウ」
訓読み:「あお(ぐ)」、「おお(せ)」
常用漢字表外:「おおの(く)」、「の(く)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「たか」、「もち」
画数
「6画」
部首
「亻(にんべん(人偏))」
「亻」を含む漢字一覧
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