「霊/靈」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「霊/靈」は中学生で習います。「靈」は常用漢字外です。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「たま、(死者の)たましい」
※たましいとは、生きものの体の中に宿って、心の働きを取り扱うものの
事を言います。
②「心」、「心の働き」
③「本当の気持ち」
④「命」、「寿命(命の長さ)」
⑤「神」
⑥「神秘(不思議)な力」
⑦「(行為が)善い」、「優れている」
⑧「幸せ」
⑨「かわいがって大事にする事」
⑩「明らか」
⑪「巫女(みこ)(日本の神に仕える女性)」
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(霝+巫)。「雲から雨がしたたり落ちる」象形と「口」の
象形と「神を祭るとばり(区切り)の中で人が両手で祭具をささげる」象形から、
祈りの言葉を並べて雨ごいする巫女を意味し、そこから、「神の心」、「巫女」を
意味する「霊」という漢字が成り立ちました。
※「霊」は「靈」の略字です。
※「靈」は「霊」の旧字(以前に使われていた字)です。
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読み
音読み:「リョウ」、「レイ」
訓読み:「たま」
常用漢字表外:「たましい」、「よい」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「よし」
画数
「15画」(霊)
「24画」(靈)
部首
「雨・⻗(あめ、あめかんむり(雨冠)、あまかんむり(雨冠))」
「雨・⻗」を含む漢字一覧
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