「尋」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「尋」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「たずねる」
ア:「場所がわからないものなどをさがし求める」
イ:「聞き出す」、「質問する」
ウ:「物事のおおもとなどを明らかにしようと調べたり考えたりする」
②「つぐ」
ア:「引き継ぐ」
イ:「重ねる」
ウ:「続く」
③「至る」、「及ぶ」、「着く」
④「用いる」
⑤「ひろ(両手を左右に伸ばした長さ。周の時代では、八尺(約1.8メートル)」
(例:万尋)
⑥「つね(普通)」(例:尋常)
⑦「ついで(あるものの次に)」、「まもなく」
[尋・訪の使い分け](たずねる)
「尋」・・・「聞き出す」、「質問する」(例:安否を尋ねる)
「訪」・・・「おとずれる」(例:実家を訪ねる)
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成り立ち |
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会意兼形声文字です(彡+右+左)。「長く流れるつややかな髪」の象形
(「模様」の意味だが、ここでは、「同じ種類のものが次々と加わる」の意味)
と「右手の象形と口の象形」(「右手」の意味)と「工具の象形と左手の象形」
(「左手」の意味)から、両手を交互に動かして、手元に引き寄せる動作を
繰り返す事を意味し、そこから、「たずねる」、「ひきつぐ」を意味する
「尋」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ジン」
訓読み:「たず(ねる)」
常用漢字表外:「つね」、「ひろ」
名前(音読み・訓読み以外の読み):
「ちか」、「のり」、「ひつ」、「ひろし」、「みつ」
画数
「12画」
部首
①「⺕(けいがしら(彑頭)、いのこがしら(豕頭)、よ)」
「⺕」を含む漢字一覧
②「寸(すん)」
「寸」を含む漢字一覧
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