「踊」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「踊」は中学生で習います。)
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成り立ち、読み方、画数・部首 |
意味 |
①「おどる」
ア:「音楽などに合わせてからだを動かす」
イ:「他人に操られて行動する」
ウ:「足をあげて舞う」
エ:「書いた文字などが乱れる」
オ:「利息を二重に取る」
②「足きりの刑を受けた者がはく履物」
③「あがる」、「のぼる」
ア:「台にのる」
イ:「物価が上がる」
④「あらかじめ(物事の始まる前に、ある事をして おくさま)」(同意語:予)
⑤「はなはだしい(程度が普通の状態をはるかに超えている)」
[踊・躍の使い分け](おどる)
「踊」・・・「音楽などに合わせてからだを動かす」、「他人に操られて
行動する」(例:盆踊り、相手の罠に踊らされた)
「躍」・・・「勢いよく飛び上がる」(例:小躍りして喜ぶ)
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成り立ち |
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形声文字です(足+甬)。「胴体の象形と立ち止まる足の象形」(「足」の
意味)と「甬鐘(ようしょう)という筒状の柄のついた鐘」の象形(「鐘の柄」
の意味だが、ここでは、「用(ヨウ)」に通じ(同じ読みを持つ「用」と同じ
意味を持つようになって)、「持ち上げる」の意味)から、足を
持ち上げて「おどる」を意味する「踊」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み:「ヨウ」
常用漢字表外:「ユ」
訓読み:「おど(り)」、「おど(る)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
名前(音読み・訓読み以外の読み):「おどり」
画数
「14画」
部首
「足・𧾷(あし、あしへん(足偏))」
「足・𧾷」を含む漢字一覧
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